業務でのOSSとの関わり方
博多で開催された「博多 TECH 塾 LT イベント!若手エンジニアが普段取り組んでいる技術やプロジェクトって?」というイベントに、ご縁があって登壇させていただきました。 会場は GMO ペパボさんの天神に有るオフィスでした。
https://hakata-tech-juku.connpass.com/event/112708/
その中で、「業務での OSS との関わり方」という題で話をさせていただきました。 資料を掲載しておきます。
2019-01-24 業務でのOSSとの関わり方
https://hakata-tech-juku.connpass.com/event/112708/
OSS は OSS で作られていて、その世界はとんでもなく広いです。 それらはレイヤーで区切られつつも、それぞれの技術のデファクトを取ろうと企業に戦略的に公開されている場合も多いように感じます。
Google Microsoft Apple Intel 等が OSS への貢献が非常に大きい企業と知られますが、 短期的に考えるとコードをオープンにすることにはコストしか掛からないようにも思えます。 だけどそういった企業の成長率を見るに、長期的に成功しているんだなと感じます。
うまく自分たちの技術を抽象化して、コミュニティに馴染むレイヤーに変換し、 コミュニティの力でソフトウェアの質を高めていく。 そして得たもので更に成長する。 非常に良い連鎖に感じますし、ソフトウェアというコピー・追記が容易な性質上行える特別な文化とも思います。
プログラミングに対してパズルゲームのような楽しさを感じていましたが、最近 1 年でソフトウェアが持つ文化を通して、よりプログラミングが好きになったように感じます。
今回のスライドでは、プログラミング本来の楽しさ・ソフトウェアの世界の素晴らしさ・そして、社内のコードを書くだけがプログラマーという職業ではないという事を伝えたかったです。 少しでも、ソフトウェアの世界に興味を持ってくれる学生・若者(自分もだけど!)が増えれば嬉しいです。
↑ 博多空港のボーディングブリッジ